郡家のいえ(BLANK)がグッドデザイン賞を受賞しました。詳細はコチラから。
【概要】
「ブランクのある家」は「住まい」と「家族」との関係の再定義である。家族が集まり休息することに加え、仕事や学習など個別の活動も重視する現代生活に対して、行為ごとにグルーピングした2つの共有空間と、その中央に「ブランク」と呼ぶスペースを設けることで、個々の自律性を尊重しながらも、つながりを育む柔軟な環境を作り出している。
【評価コメント】
住宅、ではあるけれども、どこか完成品ではない、作り続けられるプロセスがそこにあるような、行為や時間軸を有した佇まいが魅力的な建築である。
その雛形となったのは、古民家を再生する作業を長年行い続けてきた施主の父親の活動があるのだろう。
住宅とは本来、完成する物ではなく、手を入れ、考えながら住み込んでいくプロセスこそが本体なのだろう。そんな住宅の失われがちな原点を示す作品である。