美殿町つくる市は、「まちでつくるビル」から始まった遊休不動産活用事業の、継続展開を模索する中での実験プロジェクトであり、商店街の公道を活用した市(いち)事業です。
商店街に空き物件はあるものの、入居希望者が増えないという状況を変えるために、商店街のブランディングコンセプトである「つくるがあるまち」に沿った市を企画しました。商店街の既存店からは、他では手に入りにくい独自性の高いモノやサービスを体験できるプログラムを提供しつつ、外部出展者からは、自らがつくったものを展示・販売するという条件で公募。まちでつくるビル入居者のネットワークから、つくる市への出展を通じて、新しいリノベーションプロジェクトへと繋がるなど、期待通りの展開が見られています。