リバーポートパークとは、木曽川と木曽川河畔森に囲まれた立地を活かし、賑わいのある河畔空間を創出するため、指定管理者制度と都市公園の設置管理許可を取り入れた管理運営方法によって、2018年4月に中之島公園を「リバーポートパーク美濃加茂」の愛称でリニューアルオープンした施設である。
「美濃加茂市かわまちづくり基本計画」に基づき、整備されたこの公園の付加価値を高める機能としてカフェやバーベキュー、アウトドアアクティビティなどの運営や芝生広場を用いたマルシェなどのイベントが開催されている。
私たちは、公共事業が進む中、運営事業者「アースシップ」より事業立ち上げ期にブランディングやBBQサイト、ランドスケープを主とした空間活用においてチームに入った。
建築及び公園整備の工事もすでに進んでいたが、公園活用をビジネスとしての事業を共に最大化させる必要があることから、事業者、行政とつくりながら考え、必要な変更を重ねるという、チャレンジングな進め方をとり、「つくる」と「使う」を滑り込みで同時進行させ、完成を迎えた。
有料ゾーンのBBQエリアは、川辺の集落をイメージし、シンプルな切妻で通路に面した開き方や目線をずらすことなどをコントロールし配置した。
入り口ゲートは、リバーポートパークの頭文字をとった「R・P・P」をモチーフにデザインし、来訪者の期待値を高めている。
駐車場からビジターセンター、BBQゾーンまでの動線上床面には、サインとメッセージを含んだグラフィックを施し、施設の空気感を表現するとともにSNSなど広報ツールとしても活用している。
開園して数年が経つが、市内の人気スポットとして継続的に市内外から多くの集客があり、特に子育て・若者世代のおしゃれな施設として美濃加茂市のイメージアップに寄与し続けている。