関市立地適正化計画の目標の一つでもある「まちがつながる、歩いて楽しい空間づくり」に寄与するための周辺施設と連携するまちのにぎわい拠点としての広場デザインを求められた。三角形の形をした計画地の東側には毎年桜が咲き、住民にも親しまれた関川沿いの散策路があり、南側には親子連れが健診などで利用する保健センターがある。散策路に沿って、高低差のある連続したデッキと分節された四阿を配置し、視線のズレや人との距離感を調整しやすいさまざまな人の居場所をデザインし、真ん中にはデッキに囲まれた芝生広場を計画、見守られた安心感のある子どもたちの遊び場としている。

住宅地の中で、家の庭の延長線上に感ずるような「わたしの広場」として使われる場所になってほしい。
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クライアント：関市、大同コンサルタンツ株式会社

施工：新東建設